ネットにあるLINEでの告白方法は、たいてい感動的な文章の書き方を教えている。このサイトの考えはちょうど逆。曖昧な時期にいちばん多い失敗は、早すぎるうちに、重すぎる形で、気持ちを一気に全部出してしまうこと。好意は出していい。でも小出しにする。多く、早く出しすぎると、相手はもうあなたを手に入れたと感じて、曖昧な関係のあの「近づきたいけど、まだ探っている」感じが一気になくなる。
たとえば、読書会で知り合って、この2か月ほぼ毎日LINEして、二人で4回会ったとする。先週一緒にお祭りに行って、帰りの電車でどうしても言いたかったのに、駅に着いて出てきたのは「家着いたら連絡して」だけ。今は木曜の夜11時半。長い文章を打ち終えた。初めて会った日から昨日までのことを書いて、最後の一文は「どんな返事でも ずっと待ってる」。親指が送信ボタンの上で止まっている。
まだ押さないで。ここから順番に見ていく。
なぜ急いで告白しないほうがいいのか
告白は、多くの場合、答えを求めている。「そっちも好き?付き合う?」。問題は、曖昧な時期の相手の気持ちは、まだ育っている途中だということ。答えを迫ると、相手は今の状態で返すしかない。そして今の状態は、たいてい「まだわからない」。
もっと厄介なのは、あの文章そのもの。2か月分の心の動き、「ずっと待ってる」、「今まで会った中でいちばん特別な人」。読めば本気なのは伝わるけど、相手が受け取るのはこう。この人はもう完全に私の手の中にいる。こんなふうに持ち上げられると、多くの人は最初にむしろ後ずさりして、あなたのあら探しを始める。
だから告白より役に立つのは、関係を前に進めることを続けること。相手を誘う、会ったときにちゃんと一緒に楽しむ、こっちが興味をもっていることを相手に感じてもらう。二人がどういう関係なのかは、たいてい一回一回会う中でゆっくり決まっていくもので、ひとつの告白で決めてもらうのは難しい。曖昧な時期にいつ一歩進むべきかは、曖昧な関係とは?でもっとくわしく判断のしかたを書いてる。
やらないこと:告白で「脈があるか試してみる」。脈があるか知りたいなら、一度誘えばわかる。気持ちを丸ごと賭ける必要はない。
まず相手を見る:相手は前に進んでいる?
「もう告白していい?」と聞くより、二人が今どこにいて、次の一歩が何かを見るほうがいい。
| 今の二人 | 告白する? | もっといい次の一歩 |
|---|---|---|
| マッチしたばかりで、アプリの中で話しているだけ | しなくていい。早すぎる | 一度会う約束をする |
| 1、2回会った | たいていまだ早い | また誘って、OKするか、自分から日にちを出してくるかを見る |
| 二人で何回も会っていて、相手からも誘ってくる、連絡してくる | わざわざ告白しなくていい | 誘い続けて、会っている中で関係を自然に進める |
| 長い付き合いの友達、同僚、同級生 | まだ急がない | 二人きりで誘って、デートのように過ごしてみて、相手がどう受けるかを見る |
相手が前に進んでいるかを見る、使いやすいサインがある。ここまでのあなたの小さな好意の出し方を、相手が受け取っているか。たとえば会った帰りに「今日楽しかった 来週あの店連れてく」と言って、相手が「いいね」と返して自分から日にちを出してきたなら、二人はもともと前に進んでいて、告白で確かめる必要はない。逆に、好意を見せるたびに相手が笑ってごまかすなら、サインは思っていたほど強くないと認めること。もっとちゃんとした告白文を書いても意味はない。
相手の返事が赤信号か黄信号か青信号かを見分けたいなら、自分のやりとりを使って青信号・黄信号・赤信号のインタラクティブレッスンで練習してみて。相手の気持ちがわからないなら、直接一言聞けばいい。推測するより聞くほうが確かで、これが無料レッスンのわからないなら聞くで練習すること。毎日LINEしていたら曖昧な関係なのかは、毎日LINEするのは脈あり?にもっと細かい見分け方がある。
相手がもともと返事が遅くて短くて、自分から一度も誘ってこないなら、どんなやり方でも、今は告白しないほうがいい。相手が力を使っていない関係を告白で救うことはできない。手の内を早めに見せることになるだけ。
どうしても言いたいときは、どう言う?
どうしても相手に知ってほしいとき、あるいは相手のほうからもう聞いてきているとき。そういうときは次のとおりに。
- 一言か二言、言い切る形で。「好き」で十分。知り合ってからの100日をふり返らなくていいし、「ずっと待ってる」「あなたしかいない」みたいな言葉もいらない。
- 「急いで返さなくていい」「好きじゃなくても大丈夫」をつけない。思いやりがあるように聞こえるけど、実は先に自分の逃げ道を作っていて、一言全体が自信なさそうになる。
- 言ったら、会う約束をつなげる。「一緒にいると楽しい 土曜あの店連れてく」のほうが、ぽつんとした告白一言よりずっと受けやすい。相手が「いいよ」と返せば、二人はもう前に進んでいる。
- 聞かれたら、堂々と認める。相手に「私のこと好きなの?」と聞かれたら、否定しなくていいし、長々と説明しなくていい。「うん 好きだよ 無理ならそれまで」と一言言って、話題を変える。
- 「話したいことがある」を先に送らない。この一言は、相手を何時間もそわそわさせる。言うなら直接言うか、いっそ会う約束をする。
- 時間を選ぶ。深夜(最初に出てきた木曜の11時半はいいタイミングとは言えない)、飲んだあと、相手の勤務時間中は避ける。
あっさり認めて、説明もご機嫌とりもしない。そのまま話を会う約束に戻す。
「好き」を一言か二言、それに会う約束をひとつ。
長い心の動きの文章で、最後の一文が「ずっと待ってる」。
夜8時か9時、相手がちゃんと読める時間。
深夜、飲んだあと、相手が仕事中。
二人でやりとりしているとき、会っているとき。
会社の飲み会やカラオケの個室で、みんなが相手の答えを待っている。
スマホを置く。取り消しも、付け足しもしない。
既読なのに返事がなくて、「なんでもない 忘れて」と足す。
やらないこと:みんなの前で告白する。会社の飲み会、カラオケの個室、友達の誕生日会。大勢に見られていると、相手は本心で答えにくい。こういう告白はロマンチックに見えて、実はあなたが答えを欲しがりすぎているだけ。好きになったのが仲のいい友達なら、言う場合と言わない場合の代償は、仲のいい友達を好きになったら言うべき?で分けて書いてる。
言ったあと:OK、考えたい、NO、そして返事なし
- 相手がOK、または「私も」と言った:そのまま受け取って、次の一歩を会う約束に移す。「じゃあ土曜、前に言ってた店行こう」。LINEで夜中の3時まで気持ちを確かめ合うより、ずっといい。
- 相手が「少し考えさせて」と言った:「わかった」と返して、いつもどおり話して、いつもどおり誘う。どうなったか聞かない。気持ちが決まれば、相手は自分から言う。何度も聞くのは、今すぐ答えを出せと迫っているのと同じ。
- 相手が「ありがとう、でも友達としか見られない」と言った:「わかった」と一言返して、そこで止まる。理由を聞かない、「もう一回チャンスがほしい」と食い下がらない、やり方を変えてもう一度告白しない。断られたことが意味するのは、今回は相手が受け取らなかったということだけで、あなたという人がいいか悪いかとは関係ない。この考え方は、無料レッスンのひとつの「いいえ」であなたは否定されないで何回も練習できる。
- 相手の返事があいまいなとき、たとえば「いい人だよね」「今のままでよくない?」:まず「今はまだ」と受け取る。一字一句読み解いてすき間を探さない。いつもどおり自分の生活を送って、ほかの人とも知り合う。
- 既読スルーが2、3日続いた:「答えだけでも返して」と送らない。いつもどおり一度電話して、別の話をして、会う約束をしてみればいい。それでも反応がないなら、力をほかの人に向ける。そのあとの不安の置き場所は、既読スルーされたときはにまとめてる。
メッセージと誘い方の話は、LINEと誘い方のトピックページにまとめてる。
セルフチェック:好きをうまく伝えられる?3問
1. 2か月やりとりして、二人で4回会った。告白したくてたまらない。いちばんいいのは?
2. 彼女が笑いながら「もしかして私のこと好きなの?」と聞いてきた。どう返す?
3. 相手から「ありがとう、でも友達としか見られない」と返ってきた。どう返す?
よくある質問
LINEで告白するのは誠意がない?
どの手段を使うかはポイントじゃない。LINEでも会ってでも、問題になるのは早すぎること、重すぎること。まだ曖昧なのに気持ちを全部出してしまうと、相手はもうあなたを手に入れたと感じる。一言か二言、言い切る形で、会う約束をつなげれば、文字でも十分いい。
告白は長文?短い一言?
短いほうがいい。一言か二言で十分。長文だと、相手は同じくらいの重さのものを返さなきゃと感じるし、あなたが今回の答えに全部を賭けているように見える。言いたいことがたくさんあるなら、会ったときにゆっくり話せばいい。
電話やボイスメッセージで告白するほうが、文字よりいい?
文字よりいいことが多い。声には口調が乗るし、相手の反応にその場で返せる。「今電話して大丈夫?」と先に聞かなくていい。自然なタイミングを見つけて、相手のそばに誰もいないか確かめて、そのままかければいい。文字と電話がそれぞれ何に向いているかは、好きな人にはLINEと電話どっち?を参考にしてみて。
告白して振られたあと、友達でいられる?
いつもどおりあいさつして、いつもどおり接するのはいい。でも「友達として、相手の気が変わるのを待つ」つもりなら、やめておく。まだ心のどこかで待っているなら、しばらく距離をとって、力をほかの人と自分の生活に向ける。