既読 23:04
お風呂から出て一度見る。インスタを見終わってまた見る。「しょっぱすぎた」が失言だったか、一文字ずつ確かめはじめる。
金曜の夜11時。「ねえ 今日教えてくれたラーメン屋行ってきた しょっぱすぎた笑」と送った。すぐ既読がついて、そのまま今まで既読スルー。お風呂から出て一度見て、インスタを見終わってまた見て、ベッドで横になりながら、どこかの言葉がまずかったのか考えはじめる。
先に結論。1回の既読スルーからわかることは多くない。相手は忙しいのかもしれないし、見て急がなくていいと思っただけかもしれない。見るのは全体。相手がふだん自分から連絡してくるか、返ってくるときに中身があるか、誘ったときにどう返してくるか。こっちにできることは実はとても少ない。連投しない、言い訳しない、自分の文を一文字ずつ反省しない。いい感じだったのに急に音沙汰がなくなったなら、一度だけ直接聞くか、電話を1本かける。聞いても返ってこないなら、手放す。
これがこのサイトの考え方。オンラインで追いかけるほど、相手は「この人は自分がすごく必要なんだ」と感じて、返信はもっと遅くなる。ここからよくある5つのパターンに分けて話す。
既読スルーはどういう意味?まずどのパターンか見分ける
1. 相手が忙しい。あとで返ってくる
いちばん多いのがこれ。仕事中、会議中、移動中。開いて一目見て、あとで返そうと思って、その「あとで」が明日になる。返ってきたときに中身があって、こっちの話に乗ってきて、たまにこっちにも質問してくるなら、何も問題ない。
返ってきたら、ふつうに続ければいい。最初に「やっと返ってきた」と言わなくていいし、すねて同じだけ放置し返さなくていい。連絡したいときに連絡して、その時に本当に言いたいことを返す。
やらないこと:相手がストーリーを上げているか確かめて、「ストーリー上げる暇はあるのに 返信はしないんだ」と送る。
2. こっちの最後の一言が返しにくかった
自分が最後に送った一言を見返してみる。「笑 だね」「うんうん」、スタンプ1つ、または「出身どこ?」「仕事何してるの?」の質問の連続。相手が返さないのは普通。こういう文は、もともと続けようがない。
次は返しやすいものを送る。今日本当にあったことをひとつ話す。または、相手が前に言ったことから一語拾って、自分の経験につなげる。「今日やっと山登ってきた 途中で本気でやめようと思った」は、「何してる?」よりずっと返しやすい。聞くのは本当に気になることだけ。話題をつなぐためだけの質問には、相手も答える気にならない。
やらないこと:1通を十何回も書き直してからやっと送る。書き直すほど不自然になって、相手からは「うん」しか返ってこない。
3. 相手がもともとそこまで話したくない
手がかりは全体にある。自分から一度も話を振ってこない、返信がどんどん短くなる、何を送っても「笑」「うん」だけ、誘うと「また考える」。この段階で新しい話題を出しても、笑えるネタを3つ連投しても効かない。力むほど、相手は「この人は自分がすごく必要なんだ」と確信する。
ここで2種類の冷たさを分けておく。返信は短いけど毎回返ってくるなら、まだ様子を見ているだけかもしれない。とくにつながったばかりで、まだこっちのことをよく知らない人はそう。いつもどおり話して、基本的なことを少しずつ交換する。文字で進まないならボイスメッセージを1つ送る。すぐにはっきりした答えを出せと迫らない。何にも乗ってこなくて一言しか返さないなら、それは本当に興味がない。
本当に冷たいなら、やり方は2つ。ひとつは、はっきり言うこと。「なんでずっと既読スルーなの」「そんなにそっけないなら もう話すのやめよう」。相手の態度が変わるか、変わらなければこっちの時間が浮く。もうひとつは、もう送らないこと。力は、話が合う人に使う。
やらないこと:話題を探してご機嫌を取りつづける。毎日おはようとおやすみを送って、少しずつ温めようとする。
4. いい感じだったのに、急に返ってこなくなった
前の日は夜中まで話していたのに、次の日から音沙汰がない。いちばん一度動いたほうがいいのがこれ。直接聞いていい。「急に返信なくなったけど どうした?」。または、自分の気分がよくて落ち着いているときに電話を1本かけて、ふだんの口調で少し話す。電話に出てくれたら、たいてい一言二言で話がほぐれる。その流れで会う日を決めてしまう。
長い電話をした直後に相手から2、3日返ってこないのも、よくあること。慌てなくていい。何日かしたら面白い動画を送って、自然に続ければいい。
やらないこと:「なんで無視するの」「何か悪いことした?」を連投する。どれも、こっちが慌てていると伝えているだけ。
5. 熱くなったり冷めたりして、誘うと忙しい
先週は毎日夜中まで話していたのに、今週は3日既読スルー。戻ってきたら「最近ほんと忙しくて 会いたい」。毎日いい雰囲気なのに、誘うと逃げて、何日か冷たくしたらまた甘えてくる。このサイトの考え方では、相手は気を持たせているだけ。
こっちがずっと熱くしている必要はない。熱を少し引いて、ふだんどおり自分の生活をして、返信は自分のペースで。2、3回誘って逃げられたら、一度言っていい。「このままなら もう話すのやめる 気を持たされてるだけに感じる」。言ったら、その通りにする。口ではすごく熱心なのに、誘うと隠れる人は、脈なしとして扱うのがいちばん楽。温度差のある相手の見方は、無料レッスン温度差のある相手で練習できる。
やらないこと:相手が戻ってきて「会いたい」と言った瞬間にほっとして、また夜中まで付き合う。
既読スルーされたら、もう1通送っていい?いい。1通だけ
もう1通送るのは恥ずかしいことじゃない。ネットでよく言う「先に送ったほうが負け」に意味はない。連絡したいならすればいい。ただ、3つ守る。
- 時間をあける。最低でも翌日。前のメッセージがちゃんと沈むまで待つ。
- 新しいものを送るか、一度だけ直接聞く。出来事ひとつ、写真1枚、動画1本。または「なんでずっと既読スルーなの」とそのまま聞く。
- 1通だけ。送ったら自分のことをする。
さっき言ってたスイーツの店の前通った 角まで並んでて 即あきらめた
?
なんでずっと既読スルーなの
何か変なこと言った? もしそうなら先に謝っとく
やっほー 何してる
久しぶり 最近忙しい? 邪魔したくないけど ちょっと気になって
送らない。自分のことをする
そっか わかった
右の列に共通するのは、言い訳、謝罪、相手になだめてほしいという気持ち。左の列は短くて、まっすぐで、返しやすい。この1通にも返事がなければ、そこで止める。返ってこないこと自体が答え。これはレッスン下ネタを言わない、連投しないで練習する癖でもある。1通送ったら自分のことをして、相手が返してきたら続ける。
既読スルーされたら電話していい?返事がないだけなら、一度かけていい
文字で進まないときは、10通送るより電話のほうが効くことが多い。文字だと一言ずつ考えないといけないけど、電話だと人が生きて動いている。どこまでかけるかは、慎重にいきたいか、大胆にいきたいかで変わる。
- 慎重にいくなら:追わないし、電話もしない。そのまま次の人と知り合う。
- ふつうのやり方:相手は返していないだけで、話したくないとは言っていないなら、1本かけていい。自分の調子がいいときに、ふだんの口調で。たとえば「ずっと返事ないから 最近何してるのか電話で聞こうと思って」。出なければ2本目はかけない。
- もっと積極的にいくなら:そのまま電話して、なんで返してこないのか一度聞く。出てくれたら、その流れで会う約束をする。
3つとも同じ底線がある。相手が電話を拒否した、「もうかけないで」「話したくない」と言った、ブロックした。そこで終わり。番号を変えてまた追加する、出るまでかけつづけるのは、もうつきまとい。
既読スルーは何日までなら普通?相手のふだんの様子で見る
決まった秒数はない。同じ半日返ってこないのでも、ふだん即レスの人と、仕事中まったくスマホを触らない人とでは、意味がかなり違う。目安はこう。
| 状況 | どれくらい返ってこなくても普通か | できること |
|---|---|---|
| つながったばかりで、まだ会っていない | 1、2日はよくある | 翌日、話題を変えて1通送る。つながってからずっと返ってこないなら、たいてい会ったときの印象かプロフィールが相手の興味を引いていない。自分を見直す |
| いい感じだったのに急に音沙汰なし | 半日〜1日 | 一度だけ直接聞くか、電話を1本かける |
| 誘ったばかり | 十数分〜数時間 | 待つ。追いメッセージは送らない。相手が無理と言ったら「わかった また今度」 |
| 聞いても電話しても返ってこない | もう数えなくていい | 止める。ほかの人と知り合う |
相手の返信を「すぐ誘う」「じっくり話す」「もう粘らない」の3つに分けたいなら、青信号・黄信号・赤信号のレッスンで、自分のやりとりを使って練習できる。
両思い手前の既読スルーは、たいてい選択肢が少なすぎることが根っこにある
一日中ひとりの既読を見つめてしまう理由は、たいていとても単純。手元にその人しかいないから。話が合う人がひとりしかいないと、その人が返してこないだけで慌てる。その焦りは、画面越しでも伝わる。スクショをグループに送って友達に一字一句読み解いてもらうと、もっと焦るだけ。みんな推測しているだけだから。
このサイトのやり方はシンプル。送ったらスマホを少し遠くに置いて、相手と関係ないことをひとつする。自分が熱くなりすぎていると気づいたら、もっと何人かと知り合う。今日、新しく3人とつながる。手元に選択肢があれば、既読スルーはただの小さな出来事になるし、こっちの返信の様子も自然と落ち着く。
相手が本当に乗ってきているか知りたいなら、続けて女性の脈ありサインか男性の脈ありサインを読んでみて。両思い手前の時期をどう進めるかは、曖昧な関係とは?にまとめてある。ほかのやりとりと誘い方の悩みは、メッセージと誘い方のトピックページに。
ネットの既読スルー対策、この手は飛ばしていい
- 「放置された時間の2倍放置し返せ」。時間を計って返しても意味はない。相手はただ忙しいのかもしれない。その時に本当に言いたいことを返す。
- わざと異性とのツーショットをストーリーに上げて、相手に見せる。相手からは、人に飢えている人に見えるだけで、こっそり笑われる。
- 長文で相手の礼儀のなさを責める、「なんで無視するの」を連投する。どれも「あなたがすごく必要」と伝えているだけで、返信はもっと遅くなる。
- かっとなってブロックして、相手から来るのを待つ。我慢がきかない人に見える。相手はたいていほっとする。
- ブロックされたあとに、番号を変えて追加し直す、何度も電話する。これはもうつきまとい。そこで終わり。
逆に、相手から返信が遅いと責められたときも、謝ったり「これからは即レスする」と約束したりしなくていい。「忙しいから すぐ返さないのは普通 自分のこともあるし」の一言で十分。
セルフチェック:既読スルーへの対処3問
1. つながったばかりでいい感じだったのに、次の日に相手が急に既読スルー。いちばんいい次の一手は?
2. 一度聞いて、一度電話もしたのに、相手からはやっぱり返ってこない。次は?
3. 相手は毎日いい雰囲気なのに、誘うと忙しいと言い、何日か冷たくしたらまた「会いたい」と戻ってくる。どうする?
よくある質問
既読スルーは、相手に興味がないということ?
1回ではそうとは言えない。もっと正確なのは全体の乗り具合。自分から連絡してくるか、返ってくるときに中身があるか、誘ったときにOKするか、自分から別の日を出してくるか、ずっと逃げるか。口ではすごく熱心なのに、誘うと隠れる人は、脈なしとして扱う。
既読スルーと未読スルー、どっちが悪い?
どっちとも言えない。未読は見ていないだけ、通知を切っているだけかもしれないし、プレビューで読んで、開いたら返さないといけないから開いていないのかもしれない。どっちが悪いかを研究するより、次の何回かで相手がやりとりに戻ってくるかを見たほうがいい。
女性と男性で、既読スルーするときの心理は違う?
性別とはあまり関係なくて、相手がこっちにどれだけ興味があるかと大きく関係している。同じ人でも、好きな人には即レスするし、何とも思っていない人には3日返さない。「女性はみんな何を考えているのか」を研究するより、相手から見てこっちが十分面白い人かを見直したほうがいい。
付き合ってから、相手がよく既読スルーする。どうする?
オンラインで返信が少し遅いのは普通で、会ったときに温かければいい。行動を確認しない、返ってこないたびに問いつめない、一日中べったりしない。どれも、関係の中でこっちをどんどん受け身にしていく。全体が冷えてきているなら、まず自分が変わっていないか見てみる。ご機嫌を取りはじめた、べったりしはじめた、知り合ったころと別人みたいになっていないか。