毎日LINEしてたら脈あり?そうとは限らない。毎日話しているってことでわかるのは、ふたりとも一日の空き時間に相手を思い出す習慣があるってことだけ。曖昧な関係かどうかは、回数よりやりとりの中身で決まる。どっちからも話しかけているか、話が続いていくか、話しているうちに「じゃあいつ行く?」まで行くか。3つともそろっていれば、たいてい曖昧な関係。回数だけなら、決まったやりとり相手がいるのに近い。
よくあるのはこんな感じ。会社の飲み会で知り合った人とLINEを交換して、今日でちょうど40日連続でやりとりしている。朝7時半に「おはよ 電車また満員」、昼はお互い弁当の写真、夜11時に「今日つかれた もう寝る」。ある日、相手が前にすすめてくれた鍋の店を探そうとトークをさかのぼったら、この40日で最初の「おはよ」を送ったのは35回が自分で、ふたりで会ったことは一度もなかった。
さかのぼって気づく。35回の「おはよ」は自分から。ふたりで会ったことは一度もない。
(相手が誰でもこの問題の形は同じなので、ここでは「相手」と書いていく)
先に言葉をはっきりさせておく。曖昧な関係っていうのは、ふたりともお互いに好意があって、友達より少しやりとりが多いのに、まだ言葉にしていない、関係も決まっていない時期のこと。どれくらい続くか、告白するべきかみたいな大きい話は、曖昧な関係とは?にまとめてある。この記事でやるのはひとつだけ。毎日のLINEで、どこまでわかるのか。
毎日LINEしてたら曖昧な関係?回数でわかることは思ったより少ない
LINEのやりとりは、とにかく手間がかからない。ベッドで寝転がりながら、バスを待ちながら、会議でぼーっとしながら、「それな笑」を返すのに3秒。だからやりとりがまめなのは、相手のスマホがずっと手の中にあるか、あなたがたまたま連絡先の中でいちばん話しやすい人だってことにすぎない場合が多い。
友達3人と毎日LINEしている人もいる。別れたばかりで、毎日おやすみを言う相手がほしい人もいる。マッチングアプリで同時に何人かとやりとりしていて、あなたはそのひとり、っていう人もいる。どれも毎日話すことはありうるけど、曖昧な関係とはあまり関係がない。
逆に、週3日しか話さないのに、毎回中身が具体的で、よく「じゃあ土曜行こうよ」で終わる曖昧な関係もある。こっちのほうが、毎日200通の「笑」より曖昧な関係に近い。
だから「毎日」はいったん横に置いて、トーク履歴を開いて、次の3つを見てみよう。
やりとりの中身で本気度を見る:自分から、続ける、誘う
誰から話しかけている
1週間さかのぼって、それぞれの会話をどっちが始めたか数えてみる。正確じゃなくていい、割合がわかれば十分。
回数を数えるだけじゃ足りなくて、最初の一言に何が書いてあるかも見る。「おは」「何してる?」は習慣。「この前言ってたたい焼き屋の前通ったけど、外まで行列だった」はあなたを思い出したってこと。前のほうは誰でも受け取れるけど、後のほうはあなたにしか送らない。
話が続いていくか
こっちが何か話したとき、相手が「笑」「まじか」で止まるのと、相手が聞き返したり自分の話を足したりするのとでは、まったく違うサイン。先週こっちが言ったことを覚えているか、たとえば自分から「この前の面接どうなった?」と聞いてくるかも、ここに入る。
大事なのは続いていくことで、文字数は関係ない。返信は短いけど、一言一言が話を先に進めている人もいる。一度に3行返してくるけど、全部自分の話っていう人もいる。
会う方向に進んでいるか
これがいちばん正直。曖昧な関係のやりとりは、いつか「じゃあ行こうよ」にぶつかる。相手から言い出すか、こっちが言ったら相手がOKするか、別の日を出してくる。
ずっと「また今度」「機会があれば」で止まっていて、3週間たってもまだ「また今度」なら、このやりとりはたぶんスマホの中だけにいるつもり。
比べてみよう。
どっちからも話しかけて、最初の一言がよくこっちに関係している
ほとんど自分から始めて、相手は返すだけ
聞き返してくる、こっちが言ったことを覚えている
「笑」「それな」で止まる
具体的な日時や場所の話になる
いつも「また今度」
ふたりにしかわからないネタがある、「今度ふたりで」と言う
どのグループに投げても通じる中身
この見方は青信号・黄信号・赤信号とよく似ている。自分から話を続ける、細かい話が増えていくのは青信号。短い返事だけど断ってはいないのは黄信号。ずっと返してこない、はっきりいらないと言うのは赤信号。自分のトークを使って分ける練習をしたいなら、青信号・黄信号・赤信号のレッスンを使ってみて。
毎日話す4つのパターン、ふたりはどれ?
1. 出勤簿タイプ:おはよう、ご飯食べた?、おやすみ
見分け方:毎日決まった時間に出てきて、中身はほぼ同じ。1日ないと変な感じがするけど、もう少し話そうとしても続かない。
どうする:あいさつしているのがほとんど自分なら、まずそれをやめる。もっと先があるか知りたいなら、あいさつのひとつを具体的なものに変える。たとえば「ご飯食べた?」を「昼にやっとあの行列のラーメン屋行けた ほんとに並ぶ価値あった 今週末一緒に行こう」に変える。相手がこれをどう受けるかで、あいさつをあと100日続けるよりたくさんのことがわかる。
やらない:毎日きっちりおはよう、おやすみ、ご飯食べた?を、ノルマみたいにこなすこと。このあいさつは毎日相手に「あなたがすごく必要」と伝えているのと同じで、相手はもう手に入ったと感じて、返事がどんどん短くなるだけ。
2. 相談窓口タイプ:片方がずっと話して、片方がずっと聞く
見分け方:相手がよく夜に仕事や家のことを長文で送ってきて、こっちは真剣に返す。でもこっちが自分の話をすると、相手は「おつかれ」だけ。逆に、ずっと心の中を吐き出しているのが自分、ということもある。
どうする:信頼されているのは本当。でも落ちこんだときだけ思い出されるなら、相手の感情のゴミ箱になっている。落ちこんでいる時期だけ話しやすい人に頼りきって、調子が戻るとメッセージが減る人もいる。呼ばれたらすぐ付き合うのはやめよう。相手がまた夜中に吐き出すだけ吐き出して「眠くなってきた」と言ったら、はっきり聞いていい。「自分のこと、何だと思ってる?」
やらない:話を聞いて付き合いつづければ、いつか好きになってもらえると思うこと。順番が逆。相手が先にあなたに何か感じていて、はじめてあなたが付き合う時間に重みが出る。何も感じていないときに付き合えば付き合うほど、相手はそれに慣れるだけ。
3. 友達タイプ:ミーム、うわさ話、にぎやかだけど「ふたり」がない
見分け方:毎日インスタのリールを送り合って、同じドラマに一緒にツッコんで、すごく楽しい。でもふたりで何かしようという話にはならない。相手はほかのデート相手の話もふつうにしてくる。
どうする:仲のいい友達はみんなこういうふうに話す。これ以上がほしいなら、推測を続けるより、ふたりだけの誘いを出してみる。出し方はこのあと話す。
やらない:ほのめかしつづけて、相手が気づいてくれるのを待つこと。友達タイプのやりとりでは、ほのめかしはたいてい冗談として流される。
4. 曖昧な関係タイプ:やりとりに「ふたり」の形が出てきた
見分け方:相手から話しかけてきて、最初の一言がよく前にこっちが言ったことにつながっている。ふたりにしかわからないネタがいくつかある。「今度一緒に行こう」「これ絶対好きなやつ」がよく出てくる。会おうと言えば相手はOKするか、自分で日にちを足してくる。
どうする:やりとりを続けるのはもちろんいい。でもやりとりを会うことの代わりにしない。熱をオフラインに持っていって、顔を合わせても同じくらい楽か確かめよう。
やらない:オンラインでずっと話して、いつまでも誘わないこと。どれだけ盛り上がっても、会ってはじめて数に入る。オンラインが長すぎると、会ったときのギャップがかえって大きくなりやすい。
確かめたいけど気まずいのが怖い?先に誘って、それから言う
確かめるのに大げさな演出はいらない。このサイトのおすすめは2ステップで、2つ目をやるかどうかは1つ目の結果しだい。
ステップ1:具体的に誘う。日時、場所、だいたい何時間か、全部はっきり言う。
相手が自分で日にちを足してきた。これでもうかなりのことがわかっている。
相手が「いいね、また今度」と言って日にちを出さないのが2、3回続いたら、答えも出ている。都合が悪いと言われたら「わかった」と返せばいい。説明しない、追わない。
ステップ2:会ったら、男女としての空気を出す。目線や口調を友達と話すときと同じにしない。別れるときに「今日楽しかった。来週また誘う」とはっきり言って、本当に誘う。何回か会ってもまだはっきりしないなら、夜中のLINEじゃなくて、ふたりで会うときを一回選んで、はっきり言う。
「気になってる。同じなら、このまま誘う。違うならそう言って」
言い切る形で自分のことを言うと、相手は答えやすい。答えが「私も」でも、「まだわからない」でも、「友達だと思ってた」でも。言ったらそこで止めて、相手に少し考えてもらう。言い方は先に無料レッスンわからないときは聞くで練習できる。ほかの聞き方や、断られたあときれいに引く方法は、相手が自分を好きか直接聞くには?にくわしくまとめてある。
こういう方法で「確かめ」ない:時間を計算してわざと返信を遅らせる、ストーリーにほかの人とのツーショットを上げる、共通の友達に探りを入れてもらう。ルールどおりに演じた探りは、相手にたいていバレる。ツーショットのストーリーは、人に飢えているように見えるだけ。反応が返ってきても、それはただの反応で、答えは手に入らない。
毎日話すのに、話すほど疲れる?力を少し引いていい
こういうときは、トーク履歴を研究しつづけるより、先に少し力を引いたほうがいい。
- 話しかけるのはほとんど自分で、自分が送らないと会話が止まる。
- 相手は深夜にしか出てこなくて、昼間はほとんど連絡してこない。このパターンは夜にしかLINEしてこないで分解している。どの性別でも同じように当てはまる。
- 2、3回誘って毎回「また今度」で、別の日も出てこない。
- 相手に恋人がいると聞いた、または相手がほかの人と本気で進んでいるのが確実で、それは自分がほしいものじゃない。
力を引くのは、相手に振り向いて追いかけてもらうためのものでもない。毎日自分から話しかけるのをやめて、時間を自分の生活とほかの人に戻すだけ。相手が話したければ、自分から来る。来なければ、毎日推測する力が浮く。口より行動を見る。無料レッスン言葉より行動はまさにこの話。相手の気持ちを見分けるほかの記事は、サインを読むトピックページにまとめてある。
セルフチェック:曖昧な関係を見分けられるか3問
1. 40日連続でやりとりしているけど、ほとんど自分から話しかけていて、ふたりで会ったことはない。これに近いのは?
2. 相手にもっと気持ちがあるか知りたい。いちばんいい最初の一歩は?
3. 3回誘って3回とも「また今度」、別の日も出てこない。次は?
よくある質問
毎日LINEしてるけど会わない。これって曖昧な関係?
まだそうとは言えない。やりとりはいちばん手間のかからない力の使い方で、会うには予定を空けて、出かけて、思っていたのと違うかもしれないリスクを負う必要がある。具体的に誘ってみよう。相手がどう返すかは、やりとりの回数よりずっと正確。いつまでも誘っても会えないなら、LINEは続くのに誘ってこないを読んでみて。
相手は毎日話しかけてくるけど、ほかの人とも毎日話しているみたい。どうする?
関係がはっきりする前なら、相手が同時にほかの人と知り合っていてもルール違反じゃない。あなたも同じ。自分で決められるのは、その状態でいいかどうか。もっとはっきりさせたいなら、上の2ステップで確かめる。答えがほしいものじゃなければ、力を引こう。
曖昧な関係と仲のいい友達のやりとりはどう違う?
仲のいい友達のやりとりはたいていにぎやかだけど、「ふたり」で何かするという話はあまり出てこない。曖昧な関係のやりとりには、ふたりだけのものが少しずつ増えていく。内輪のネタ、ふたりだけの誘い、お互いの予定を気にすること。どうしても見分けがつかないなら、一度ふたりで会ってみよう。たいてい空気が教えてくれる。
毎日話していたのに急に減った。冷めたってこと?
そうとは限らない。仕事が忙しい、体調が悪い、最近あまりスマホを使っていない。どれでも回数は落ちる。中身を見ればいい。減ったけどまだ話を続けてくる、まだ誘ってくるなら問題ない。減ったうえに短い返事だけになって、誘っても日にちが出ないなら、上の「力を少し引く」で対応しよう。どれくらいの頻度が心地いいかは、曖昧な時期のLINEの頻度にもっと細かく書いてある。