「約束したらもう送るな。送ると焦ってるように見える」。ネットでよく見る言葉だけど、これは2つのことをごちゃまぜにしている。午後のあいだに「明日忘れないでね」「楽しみ〜」「明日何着ていこう」と連投するのは、たしかに焦っている。でもデート前の確認LINEは1通でよくて、中身は日時と場所。これは段取りをちゃんとしているだけ。
デートでいちばん怖いのはドタキャンされること。ドタキャンを防ぐのにいちばん効くタイミングは、実は約束したその瞬間にある。その場で日時と場所を決めて、ついでに「当日ドタキャンしないでね」と一言言う。先に言っておけば、相手が直前に断りたくなっても気が引ける。前日にもう一度確かめておけば、土曜の午後、一人で冷めていくラテを見つめることにはならない。
ここからは時間の順番に、確認がいちばん必要になる5つの場面を並べていく。どれも一言でいい。
1. 約束したその場で:決めて、軽く念を押す
確認の第一歩は、誘いがうまくいったその瞬間にもう終わっている。相手がOKしたら、日時と場所を具体的にして、一言足す。
先に言っておいて、相手が自分の口で「しない」と言った。直前に断りたくなっても気が引ける。
相手に「よくドタキャンされるの?」と聞き返されても、説明しなくていい。ドタキャンは失礼だと、さらっと言えば十分。約束してから会うまでのあいだは、LINEで普通に話していればいい。がんばりすぎなくていい。
2. デート前日:日時と場所を確かめる。1通でいい
いつ送る:前日の午後か夕方。夜中の12時は避ける。1週間前に決めた約束なら、この1通は特に大事。昨日決めたばかりなら、わざわざ確認しなくていい。
何を送る:日時と場所を具体的に。必要なら、どう見つけるかも一言。
書くのは予定だけ。「まだ会いたいと思ってる?」は聞かなくていい。相手が一言返したら終わり。
普段電話する二人なら、前日に1本かけるほうがいい。相手の声を聞けば、本当に来るのか、迷っているのかがわかる。
相手の返し方:
- 「OK 明日ね!」:青信号。もう何もしなくていい。
- 「了解」:これもいい。一言の確認でも確認は確認。そっけないと読まなくていい。
- 「実はちょっと時間変えたくて……」:OKすればいい。「じゃあ都合いい時間送って」。体調が悪いと言われたら、電話して声を聞いて、本当に具合が悪ければ日を改める。日を変えるときに気まずくならない話し方は、デートのリスケのLINEはどう書く?にひととおり書いてある。
- 返事がない:3番を見て。
3. デート当日:もう一度確認しなくていい。「今出た」で十分
前日に確認したのに、当日の朝また「今日2時で合ってるよね?」と送って、昼にも「楽しみ」と足す人は多い。これは焦っている。確認は一回で十分で、2回目からは、相手が読みとるのは不安になる。もう1通送りたくなるあの衝動に気づいて、スマホを置く方法は、無料レッスンの焦りは弱いサインで練習すること。
当日に役立つのは、二人がちゃんと会えるようにするメッセージ。
「今出た 1時50分くらいに着く 深緑の上着着てる 着いたら入口で待ってる」
マッチングアプリで知り合って初めて会うなら、何を着ているか伝えるのはすごく役に立つ。相手は入口に立って、通る人を一人ずつ見て推測しなくて済む。
例外:前日の確認に返事がなかったとき。そのときは出かける何時間か前に、そのまま電話する。「LINE見てなかった?2時の約束だよね」。相手が出て、何か理由を言ったら、その場で時間を決め直す。出なかったら、「今日2時で変わらず 1時に出る」と1通送って、この1通の返事だけを待つ。出かける時間になってもまだ連絡がなければ、行かないで、自分の土曜を過ごす。結局ドタキャンになったら、言うべきことは言っていい。そのあとの返し方は、デートをドタキャンされたらにまとめてる。
4. 自分が遅れるとき:わかった時点で言う。時間は控えめに
この確認は、ぎりぎりまで引っぱられがち。5分以上遅れるとわかったらすぐ送って、時間は控えめに書く。
「ごめん 逆方向乗って2駅過ぎた 2時20分着 先入って頼んでて 着いたら探す」
謝るのは一言、理由も一言でいい。着いてからもずっと言い訳しなくていいし、普通に話せばいい。相手が知りたいのは時間で、今日あなたがどれだけついてないかは会ってから話せばいい。遅刻のくわしい対応、着いてからの謝り方や、相手が遅れたらどれくらい待つかは、デートに遅刻しそうなときはにくわしく書いてるので、ここでは繰り返さない。
5. 天気が崩れた:台風や大雨のとき、先に代わりの案を出すのはあなた
天気はすぐ変わる。夏の夕立やゲリラ豪雨、秋の台風、冬の大雪で、予定が流れることもある。約束が川沿いのサイクリング、山登り、お祭りみたいな外での予定なら、前日に予報が怪しいとわかった時点で、自分から代わりの案を出す。
「明日台風来るらしい 雨風ひどかったら来週末にずらそう 雨だけならあの屋内のカフェに変えよう」
台風が本当に来るかは、前日の夜になってやっとわかることも多い。だからこのメッセージには最初から2つの道を書いておく。そうすれば相手は発表を待ってから、もう一度あなたと調整しなくて済む。
やらないこと:台風の日に約束どおり行くと言い張る。そうしないと誠意がないかのように。安全がいつも先。日を変えても関係は悪くならない。無理に出かけるほうが、相手のことを気にかけていないと思われる。相手が言い出すのを待って、相手に「水を差す人」の役をさせるのもやめておく。あなたが先に言えば、相手は楽になる。
電車で来る人、遠くから来る人がいるとき:待ち合わせ場所はすごく具体的に
相手が新幹線で遠くから来る、またはすごく広い場所で待ち合わせる、という場合、確認のメッセージにもうひとつ情報が必要になる。どこで会うのか、まで。「新宿駅で」はほとんど約束していないのと同じ。出口が多すぎて、二人で地下街を30分歩き回っても見つからないことがある。
「新幹線11時20分着 待ち合わせは直接お店の前にしよう 駅は人が多すぎる 遅れたら連絡する」
初めて会うなら、行き帰りは別々で、それぞれ帰り方がわかっていることも段取りのうち。初デートの安全ガイドにリストをまとめてる。
送るとかえってマイナスになる「確認」
確認の目的は、会うことが確実に起きるようにすること。約束したときの「ドタキャンしないでね」は一回で十分で、そのあとの確認は予定のことだけ書く。次のようなものは、確認が別のものに変わってしまっている。
- 何度も聞く:「急に来なくなったりしないよね?」「本当に来るよね?」を前日に聞いて、当日もまた聞く。約束したときに一回言うのは念押しで、3回言うと、あなたがすごく不安に見える。
- 確認をテストにする:わざと確認しないで、相手から聞いてくるか見る。あるいは「明日何するか覚えてる?」と送って、相手が答えられるか見る。
- 罪悪感で圧をかける:「明日のために友達の飲み会断ったんだよ」「すごく楽しみにしてるから がっかりさせないでね」。相手は借りがあるように感じるけど、借りがあっても行きたくなるわけじゃない。
- 連投:確認、「楽しみ」、「明日何着ていこう」、スタンプ1個を1時間で4通。相手は返すだけで疲れる。
「土曜2時 あのカフェ 当日ドタキャンしないでね」
「じゃあそんな感じで またそのときに」と、何も決まっていない。
「明日2時 あのカフェ 入口は路地の中」
「急に来なくなったりしないよね」「本当に来るよね」と2回聞く。
「今出た 深緑の上着着てる」
朝に「今日2時で合ってるよね?」と聞いて、昼に「楽しみ」と足す。
試さなくていい。デートそのものが教えてくれる。
「明日何するか覚えてる?」と送って、相手が答えられるか見る。
いい確認はシンプル。約束したときに念を押して、前日に日時と場所を確かめる。相手が本当に具合が悪ければ日を改める。この2つをセットにしたのが、レッスンの約束したら決める。ドタキャンされたら態度を示すで練習すること。まだ約束できていないなら、レッスンの本当に誘ってみるから始めて。相手が「どこでもいい」と言って意見をくれないときは、デートで「どこでもいい」と言われたらに三択の書き方がある。関連する記事はLINEと誘い方のトピックページにまとめてる。
セルフチェック:うまく確認できる?3問
1. 相手が土曜の午後に会うのをOKしてくれた。いちばんいい返し方は?
2. 前日に確認して、相手から「了解」と返ってきた。当日の朝、もう一度聞く?
3. 明日は外で遊ぶ予定なのに、予報では台風が来る。どうする?
よくある質問
デートの前日にLINEは送るべき?
送る。1通でいいから、日時と場所を確かめる。電話できるならもっといい。昨日決めたばかりなら、わざわざ確認しなくていい。
約束したあと、もう一度確認すると、しつこい?
一回なら、しつこくない。しつこく感じさせるのは、何回も確認して、「本当に来るよね」と聞き続けること。約束したときに一回「ドタキャンしないでね」と言って、そのあとは予定だけ書けば、たいていの人はあなたを頼れる人だと思うだけ。
デート当日は何を送る?
二人がちゃんと会えるための情報だけでいい。「今出た、だいたい何時に着く」「何色の上着着てる」。前日に確認していれば、当日にもう一度「2時で合ってるよね?」と聞かなくていい。
デートのたびにドタキャンが怖い。どうすればいい?
約束したときに日時と場所を具体的にして「ドタキャンしないでね」と一言言い、前日に一度確かめる。そのうえで、一人でいてもつらくない場所を選ぶ。たとえば本を読めるカフェ。ずっと確認したくなるのは、たいてい手元にこの約束ひとつしかないから。何人かと並行して知り合っておけば、一回ドタキャンされても、午後がひとつ空いただけで済む。