LINE交換を自然に切り出せない人の失敗で一番多いのは、口調です。「あの……LINE、聞いてもいいですか?」ともごもご、お願いするように言ってしまう。勧誘の人が毎日この聞き方をしているので、相手は反射的に「いいです」と返します。普段話すときの口調に戻して、言い切る形にします。
「この展示の話、楽しかった。次の展示も誘いたい。LINE交換しよう。」
このひと言にテクニックはありません。来た理由をはっきり言って、そこで話を止め、相手の返事を待つだけです。この記事で扱うのは対面の場面です。声をかけたあと、友だちの集まり、サークルや教室で知り合った人など。マッチングアプリでLINEに移るタイミングは少し違うので、マッチングアプリでLINEに移るタイミングを見てください。
まず目標を正しく置く:欲しいのは会う約束につながる連絡先
LINE交換をゴールだと思っている人は多く、そうすると話している間ずっとカウントダウンをしている状態になります。結果、いきなり「LINE交換しよう」と言い、手に入れたらすぐ立ち去り、ひと言ひと言が連絡先のためだけになります。こうして手に入るのは、たいてい誘っても会えない連絡先です。
連絡先は橋にすぎず、橋の向こうにあるのは会うことです。誘っても会えないLINEが100件あっても、その夜に誘える1件にはかないません。
切り出す後押しになる研究があります。コロンビア大学ビジネススクールのフランシス・フリンらは2008年に一連の実験を行い、お願いをする側は、相手が引き受けてくれる確率を半分ほどに低く見積もりがちだとわかりました。断られると思っているときでも、実際には「いいよ」と言う人が多いのです。ただし区別も必要です。あなたが立ち去らないので相手が気まずくて教えた連絡先は、家に帰ったらたいてい消されます。使えない連絡先は集めないのレッスンは、まさにこういう連絡先の話です。
ステップ1:相手が会話を続けようとしているか見る
切り出すタイミングは、相手が自分から会話をつないでいるかどうかで見ます。足を止める、こちらを見る、質問をしてくる、細かい話を足してくる。こうした様子が見えたら切り出してかまいません。
ずっとあなたが質問して相手が答えるだけなら、まだ焦らないことです。自分の話をもう少しするか、軽くからかってみて、相手が乗ってくるか見ます。見分け方は礼儀なのか興味なのかの記事の対照表にあります。
相手が「もう行かなきゃ」「急いでて」と言ったときも、切り出すタイミングです。しかもこれが最後のチャンスです。
「引き止めないよ。LINEだけ交換して行く。」
よくある失敗:相手が帰ると言ったときに「じゃあお邪魔しました」とすぐ背を向けること。相手は交換してもいいと思っていたのに、そのまま逃してしまいます。
ステップ2:なぜ連絡先が欲しいのかを言う
「LINE交換しよう」だけでも間違いではありませんが、理由をひとつ添えるとより自然で、その人と知り合いたいのだと伝わります。理由は本当のもので、今話していたことに関係しているのが一番です。
- 「さっき言ってたカフェ、今度連れて行ってほしい。」
- 「次にサークルで山に登るとき、誘いたい。」
- 「また会って、留学してた1年の話を聞きたい。」
誘いたいなら、誘いたいと言います。本当は惹かれて話しかけたのに「友だちを増やしたくて」と言うと、手に入るのは友だちとしての連絡先で、あとから誘いにくくなります。
よくある失敗:作った理由を使うこと。たとえば撮ってもいないのに「さっきの写真送るよ」と言う。ばれたとき、相手は会話全体が仕組まれていたと感じます。
ステップ3:言ったら黙る、言い切る
言い終わったら黙って、相手を見て、待ちます。「無理なら全然いいよ」「教えたくなければ大丈夫」と急いで足さないことです。自分から先に逃げ道を用意すると、あなた自身も断られて当然だと思っているように聞こえます。
相手が「えっと……」と迷っていたら、軽くひと言足してもかまいません。「勧誘とかじゃないよ。コーヒーに誘いたいだけ」。相手が「いいです」「今はやめとく」と言ったら、それは断りです。次のステップで締めます。
ステップ4:断られたら、ひと言で締める
「わかった、話せてよかった。じゃあね。」
そのまま自然に終わらせます。顔に気持ちを出さず、急いで逃げることもなく、無理に話を続けることもしません。
よくある失敗:
- 理由を問い詰める。「何がダメだった?」
- 自分を弁護する。「別に怪しい者じゃないし、交換して話さなくても消していいから」
- 別のアプリで聞き直す。「じゃあインスタならいい?」
- 遠回りする。共通の友だちに聞く、家に帰ってから相手のアカウントを探してDMを送る。
断られたあとのこうした行動は、どれもつきまといです。その連絡先がどうしても必要な人にも見えます。断られたときの気持ちの整理は声をかけて断られたときを見てください。
LINEを交換したら:その場で次の約束を決める
交換したらすぐに立ち去らないことです。相手がいつ空いているか聞いて、その場で日時を口に出します。
「今度コーヒーに誘う。今週末で。ドタキャンするタイプじゃないよね。」
相手が「時間があれば」と言ったら、「本当に時間ある?」と聞いて、相手自身の口で確かめてもらいます。相手がちょうど暇で予定がないなら、次まで待たずに、そのまま近くで1杯飲もうと誘います。
別れたあとは次のようにします。
- 最初のメッセージでは、さっき話したことに触れる。読んだ瞬間にあなただとわかるようにします。くわしくはLINEを交換したあと最初に送るひと言にあります。
2人が本当に話したことに触れる。読んだ瞬間にあなただとわかるし、相手も返す材料がある。
- 返信がなければ、もう一度だけ送ってもかまいません。続けて無視されたら次に行き、毎日追いかけないことです。
- 相手の昔の写真をさかのぼって「いいね」しない。3年前の写真に「いいね」がつくと、暇な人だと思われるだけです。
- 誘うなら具体的な日時を出す。「土曜の15時、あのカフェ」のほうが、「今度行こう」よりずっと返事がしやすくなります。
うまく連絡先を聞けたかどうかは、相手が足を止めて話してくれたか、冗談に乗ってきたか、会う日時を言ってくれたかで判断します。LINEを交換できただけでは数に入りません。話しかけ方や出会いのテーマは声かけ・話しかけのトピックにまとめてあります。
「また誘いたい。LINE交換しよう」。言ったら黙る。
「あの……LINE聞いてもいいですか?無理なら全然いいので。」
「わかった、話せてよかった。」
「じゃあインスタならいい?」
その場で次の約束の日時を決める。
交換したらすぐ帰り、あとでゆっくりメッセージする。
締めのひと言をもっと落ち着いて言えるようにしたいなら、無料レッスンあなたが望まなければ何も起きないが使えます。落ち着いたひと言で、このあとのことは全部相手が決めていいと伝える練習です。
セルフチェック:連絡先を聞けるか3問で確認
1. 10分話して、相手はずっと質問を返し、細かい話も足してくる。どう切り出す?
2. 相手は「急いでて」と言いながら、ずっとこちらを見て笑っている。どうする?
3. LINEを交換したら、次にすることは?
よくある質問
LINEとインスタ、どちらを聞くのがいい?
どちらでもかまいません。誘うつもりならLINEのほうが話が早いです。相手がインスタのほうをよく使うと言うならインスタにします。どちらを聞くかより、交換したその場で日時を決めることのほうが効きます。
「LINEはあんまり教えてないんだよね」と言われたら、インスタに切り替えていい?
おすすめしません。相手はもう断っています。別のアプリで聞くのは、相手にもう一度断らせることになりますし、どうしても欲しい人に見えます。いいひと言で締めて、気持ちよく会話を終わらせ、次に行きます。
LINEを教えてくれたのに返信がないのはなぜ?
たいていは、その場で十分な興味を持ってもらえなかったか、プロフィールを見て相手が引いてしまったかです。中身のあるメッセージをもう1通送ってもかまいません。続けて返信がなければ次に行き、その場での自分の様子や写真を見直します。
LINEを聞かれたけど教えたくない。どう断ればいい?
ひと言で十分です。「ありがとう。でも連絡先は教えてないんだ。話せて楽しかった」。理由はいりませんし、恋人がいることにする必要もありません。それでも相手が聞き続けるなら、そのまま離れてかまいません。