木曜の夜、写真サークルの集まりがお開きになって、たまたま帰る方向が同じだったので、2人で駅まで歩いた。道中の話は弾んで、彼女が最近あのイラスト展にすごく行きたいと言う。あなたは流れで言う。「じゃあ今週の土曜、一緒に行こう」
彼女は少し笑う。「あー、今週ちょっと忙しくて。また今度ね!」
そこで彼女の電車が来る。あなたはホームに立って、その「今度」がいつなのかを考え始める。
「また今度ね」はたいてい遠回しな「ノー」で、本当に時間がないこともたまにあります。ホームで推理する必要はありません。後ろに何かが続いているかを見れば分かります。理由があって、彼女から日にちも出てきたなら、その日でその場で決めます。何も続かない「また今度」なら「了解、また今度」と返して、普通に話して、あとでもう一度誘います。はっきり断られたら、止めます。
ここでは相手を「彼女」と書きます。この質問をしてくるのは男性が多いからです。誰が誰を誘う場合でも、判断のしかたは同じです。
「また今度」は脈なし?まず後ろに何が続くかを見る
| 彼女の言葉 | 考えられること | あなたにできること |
|---|---|---|
| 「大丈夫です」「そういうふうには見られない」「いまは誰とも会う気がない」 | はっきりした断り | 止める |
| 「また今度」「考えとく」「最近ちょっと忙しくて」。理由も日にちもない | たいてい遠回しな「ノー」、またはまだ様子見 | 「了解、また今度」と返し、普通に話して、あとでもう一度誘う |
| 毎回話はすごく弾むのに、誘うと毎回時間がない | 先延ばしにしている | 本当に忙しいのか、会いたくないのかを一度だけ聞く |
| 「今週は出張で、来週水曜以降なら空いてる」 | 本当に予定があって、しかも興味がある | 彼女が出した日にちで、その場で決める |
みんながこれほど「また今度」と言うのはなぜか。面と向かって人を断るのは難しいからです。話はそれなりに弾んでいて、来週もサークルで顔を合わせる相手ならなおさらです。心理学者のギリ・フリードマンたちは、断り方を3つに分けました。はっきり「ノー」と言う、無視する、あいまいに言う。多くの人はあいまいに言うほうを選びます。「また今度」はまさにそれです。
もうひとつ振り返っておきたいことがあります。誘うたびにかわされるなら、彼女の中でのあなたの重みがまだ足りないことがよくあります。そこで誘い文句をうまくしても効きません。埋めるべきなのは、一緒にいるときに彼女があなたに感じるものです。
場面1:はっきり断られたら、止める
見分け方:言葉の中に「ノー」があって、「たぶん」「そのうち」「また考える」がない。「そういうふうには見られない」「いまは誰とも会う気がない」はどちらもこれです。
返し方:「わかった。はっきり言ってくれてありがとう」。ひと言で十分です。その後会ったときは、普段どおりにあいさつします。ほかにそのまま使える返し方は「ノー」と言われたときの返し方にあります。
やらないこと:「いまは誰とも会う気がない」を「いつかならいける」と聞いて、3か月後にまた聞くこと。断りが否定しているのは今回の誘いだけです。これが無料レッスンひとつの「ノー」であなたは否定されないで練習する考え方です。断られるのは普通のことです。家でどこを直せるか少し考えて、次の人と知り合いに行きます。
場面2:あいまいな「また今度」なら、普通に話して、もう一度誘う
見分け方:理由がない、日にちがない、「じゃあいつなら空いてる?」と聞き返してもこない。笑顔がどれだけ感じよくても同じです。感じのよさは、彼女が誰にでも見せる基本の礼儀です。レッスン社交辞令と脈ありを見分けるは、この2つを見分ける練習です。
その場での返し方:「了解、また今度」。軽く流して、説明しない。さっきの誘いの理由をもう一度並べ直さないこと。説明すればするほど、彼女の許可を待っているように見えます。
そのあとの誘い方:普段どおりに話して、あの「また今度」を問い詰めない。返事が短くても途切れていないなら、少し気長にいきます。彼女が興味を持っている話をして、彼女がもう少し会話に入ってくるようにする。彼女が自分から話題を出し始めて、返事が長くなってきたら、もう一度誘います。具体的な日時と、さりげない理由をつけて。
言い切る形で、日時を入れて、言ったら止まる。それでもまたかわされたら「了解」と返して、手を離します。
やらないこと:初日にかわされて、数日後に日にちを変えてまた誘い、またかわされてまた変える。こういうメッセージから彼女が読み取るのは「この人は私が必要でたまらない」だけで、彼女の中のあなたはどんどん軽くなっていきます。
場面3:毎回話は弾むのに、毎回時間がない
いちばんこたえる「また今度」がこれです。毎日のやりとりはすごく盛り上がっているのに、誘うと忙しいと言われ、次もまた忙しい。このときは、もう気長に待たなくていいです。一度だけはっきり聞いて、あとは彼女の答えを見ます。
本当に会いたいなら、彼女は自分で日にちを選びます。選ばないなら、この話はここまでです。
彼女が日にちを選んだら、その日で誘います。それでも出てこない、またしても「考えとく」なら、そこで終わりにします。「そっか、分かったよ」と送る必要もありません。
場面4:理由があって日にちも出てきたなら、その場で決める
見分け方:「今週は出張で、来週水曜以降なら空いてる」「月末に試験が終わったら行こうよ」。だめな理由を言うだけでなく、彼女のほうから空いている時期を差し出してきている。いちばん分かりやすい、いい知らせです。
返し方:彼女が出した期間の中で、具体的な候補をそのまま出して、その場で日時を決めます。
彼女が「時間があれば行ける」と言ったら、「本当に時間ある?」と返して、彼女自身に「ある」と言わせてもいい。「理由があって新しい日にちもある」と「理由だけ」の違いは、レッスン断りの強さを読むにもっと場面があります。
やらないこと:「いいね、じゃあ空いたら教えて」と返して、待つこと。日時を決めないままだと、その週が来てもたいてい何も起きません。その日になってまた彼女が日にちを変えてきたら、相手がずっと予定を変えてくるときはを見てください。
対面で「今日は時間がない」と言われたら、連絡先を交換して行かせる
対面で知り合うときも、このひと言はよく聞きます。マルシェで声をかけて少し話したら、彼女が言う。「すみません、今日急いでて」
交換したら「じゃあね」と言って、行かせます。「大丈夫です」と言われた、足が止まらなかった。そのときはそれで終わりです。
彼女が止まって教えてくれたなら、少しは興味があります。あとはメッセージで誘います。「大丈夫です」と言われた、ずっと歩き続けている。そのときは行かせます。教えてくれるまでついて歩かないこと。
同じ理由で、初めて会った帰りに彼女が「また話そうね」と言っても、デートを1回約束したわけではありません。別れる前に次の日時を出してしまうほうが、家に帰ってからゆっくり誘うより効きます。
何回まで誘っていい?
あいまいな「また今度」なら、誘い直すのは最大1回。毎回時間がないなら、一度だけはっきり聞く。聞いたあとも日にちが出てこないなら、手を離します。
手を離すときは、扉を開けておくひと言を残してもいいです。言い切る形で。
「了解。行きたくなったら言って」
そして本当に手を離します。3週間後にまた様子をうかがうメッセージを送らない、わざと冷たくして彼女が気づくか試さない、彼女の投稿にしょっちゅうコメントしない。うなずくまで誘い続けるのは、押し切られての「いいよ」は同意じゃないで書いている圧力そのものです。それに、押し切られて会うことになった彼女は、当日もいい顔はしてくれません。
この期間にいちばん役に立つのは、ほかの人とも知り合うことです。ひとりだけを見ていると、彼女の「また今度」ひとつでひと晩眠れなくなります。その焦りは彼女にも見えます。選択肢が増えれば、誘うときの口調も自然と力が抜けます。遠回しに断られても、つらいものはつらい。具体的な対処は振られてつらいときはにあります。彼女の言葉が「最近忙しくて」なら、「最近忙しい」は遠回しな断り?でもっと細かく分けています。「ちょっと考えさせて」なら、「考えさせて」と言われたらを見てください。ほかの記事は同意と境界線のトピックにまとめています。
セルフチェック:「また今度」を見分けられる?
1. 土曜に展示に誘ったら、「今週ちょっと忙しくて。また今度ね!」と言われた。理由も日にちもない。このあとは?
2. 彼女が「今週は出張で、来週水曜以降なら空いてる」と言った。いい返し方は?
3. 毎日やりとりは盛り上がるのに、3回誘って3回とも時間がないと言われた。このあとは?
よくある質問
同じ人を、全部で何回まで誘っていい?
はっきり断られていないなら、あいまいな返事のあとにもう1回。話は盛り上がるのに毎回時間がないなら、本当に忙しいのか会いたくないのかを一度だけ聞きます。2回とも具体的な日にちにならなかったら、次の一歩は彼女に任せます。そのあと彼女から連絡してきたら、それは新しいスタートです。普通に返せばいいです。
遠回しな断りと本当に忙しいのは、どう見分ける?
彼女が自分から日にちを出すかどうかを見ます。本当に忙しくて興味もある人は、たいてい「今週は無理だけど来週なら」と言います。「また今度」「考えとく」だけで、そのあと何も続かないなら、たいていは遠回しな「ノー」です。
「また今度」と言われた。断っているのか、はっきり聞いてもいい?
いいです。毎回話は弾むのに毎回時間がない、というときはとくに役に立ちます。「本当に忙しいの?それとも会いたくない?会いたくないなら言って」。淡々とした口調で、一度だけ。本当に忙しいと言われたら、空いている日を自分で選んで送ってもらいます。
何か月かあいたら、もう一度誘ってもいい?
そのあいだに本当に状況が変わったなら、いいです。たとえば別の場でまた話が盛り上がった、彼女のほうから話しかけてくるようになった。何も変わっていなくて、あなたがまだ吹っ切れていないだけなら、もう一度誘っても、たいていは彼女にもう一度断らせるだけです。